元社畜母(子供3人)の備忘録

夫、3人の子供、猫2匹と暮らすフルタイムワーキングマザー。効率的な暮らし方を模索中。

Z会幼児コース(年長)体験記

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現在小1の長女ですが、年長になっても平仮名や数字が怪しく、お勉強系ではない保育園でも遅れ気味で気になっていました。
なんとかしようと思いとりあえず市販のドリルを買ってやらせてみましたが、幼児向けのドリルは絵やシールに気を取られてイマイチ集中出来ず、結局落書き帳状態に…。

年長児に合った教材や学習方法を模索して、次に試したのがZ会でした。

 

なぜZ会を選んだか

長女は0歳児クラスから保育園に通っており、おかげで生活習慣については年齢相応に身についていました。
通信講座に期待していたのは完全にお勉強面です。

自身も高校生の頃大学受験対策にZ会の通信講座を受講しており、学校の授業では不足する部分を補うのに役立っていました。

他にもこどもちゃれんじやスマイルゼミ等の幼児向け通信講座があるのは知っていましたが、「ハイレベルなお勉強といえばZ会!」という完全な私の思い込みで、マジメなお勉強系を期待して始めました。
今思えば、他の通信講座も併せてしっかりネットでリサーチしてから始めればよかったと後悔しています。

www.zkai.co.jp

 

届いた教材を見てびっくり…

完全な思い込みにより始めたZ会、お勉強系のドリルがゴリゴリに入っているものと思っていましたが、全然違っていました。

Z会の年長コースの教材はお勉強系の『かんがえるちからわーく』と、体験系の『ぺあぜっと』の2種類から成り立っています。

『かんがえるちからわーく』は年長児向けに適切なビジュアルエイドが添えられ、長女も楽しく取り組んでいました。
が、やはりシールを貼るワークがふんだんに取り入れられていたため、親が気を付けて見ていないとシールが全く別のところに貼られていることがよくありました。

『ぺあぜっと』は季節毎の動植物の観察や行事等を中心とした体験型ワーク教材でした。
我が家の場合長女があまり好奇心旺盛なタイプではなかったこと、このような行事系は保育園で体験することが多かったため、正直うーん…という感じでした。「春を感じるものを公園で探してみましょう!」と言われても、Z会に求めているのはそこじゃない…

何より驚いたのは、通信講座ならではの提出教材がマジメなお勉強系の『かんがえるちからわーく』からではなく、体験系の『ぺあぜっと』から。
しかも内容もB4用紙1枚に「今月号の『ぺあぜっと』で一番楽しかったワークについて絵を描きましょう」といった内容…あえてお金を払って採点してもらう意味があるのか疑問でした。

 

結局ドリルと同じ結果に

期待していた教材も市販のドリルとあまり変わらず、 提出教材もイマイチだったので、Z会は半年ほどでやめてしまいました。
他の通信講座も検討しましたが、やはり勉強をイラつかずに見てあげられる自信がなかったため、プロにお任せできる教室の方が我が家には向いているのではないかという結論に至りました。
ちょうど私が第3子の産休に入るタイミングで送迎する時間が出来たので、比較的近所にあった小学館アカデミーに通わせることにしました。

shachiku-mom.hatenablog.com

運良く少数クラスで手厚く見ていただくことができ、宿題を自主的に行う習慣がついたので、我が子には教室の方が合っていたようです。

Z会が向いている子・家庭とは

Z会はどちらかと言うと体験型の教材がメインなので、お子さんと一緒に季節のイベントを楽しみたい方にはオススメです。
また、好奇心旺盛で与えられた課題から一歩進んで考える力があるお子さんにとっては『ぺあぜっと』の課題は興味深い内容だと思います。

通信講座全般に言えることですが、親が勉強をしっかり見てあげることが前提になっています。
そういった意味では市販のドリルとあまり変わらないかもしれません。

共働き家庭にこそ教室型をオススメ

教室に通わせる時間がなかったため通信講座を始めましたが、我が家の場合結果的には通信講座の方が親にとって手間が掛かりました。
今長女は小1ですが、小学館アカデミーで宿題を自主的にやる習慣がついたおかげで、学校の宿題も親がうるさく言わなくても自分で終わらせることができています。
本人曰く早く終わらせないと気持ち悪いそうで、親としてはとても楽です。
我が家はたまたまタイミングよく通わせることができましたが、忙しい共働き家庭の場合、限られた時間で習い事をさせるのも大変だと思います。
本人の特性を見ながら、家庭や保育園・学校で教えられることとプロに教えてもらった方が良さそうなことを見極め、子どもの可能性をなるべく引き出してあげられるといいですね。